土産売店がある山小屋を過ぎた辺りに下山道がある

ここからは苦手な下山

ストックを使わないとモロに膝にくるし、滑る

登りと違って度々休憩、水分補給とはどうしてもならなくて

下りで足が疲れたらちょっと休むぐらい

須走ルートは途中まで下山も吉田ルートと一緒だが途中で分岐します

そして須走ルートと言えば「砂走り」と言われる場所

名の通りふかふかの砂地があり、走って下れるという場所

だが、もちろん傾斜があるので、どこまででもスピードが出てしまう

ビビリな僕は思いっきりは走れず、小走りぐらい

それでも止まる時はザザザーってなる

そして靴の中は砂まみれ

そう、僕は引っ越しでゲイターをうっかり捨ててしまい、今回持っていなかった

そしてこの砂走りは思った以上に長い

想像していた数十倍長いし一直線に降るので休憩出来ない

僕には過酷な砂走りを終え、何度か滑って手を擦りむいたりしたが

やっと砂走りが終わり、靴の中の砂を出していたら少しお腹が減っている事に気付いた

下ることに必死だったが、振り返れば天気も良くなっていて、山頂も見えている

やっとのことで降りてきた砂払５合目にある山小屋

何か食べようかと思っていたが

何か食うか？作ろうか？的な感じの山小屋ではなかったから（あくまで僕の主観です）

缶コーヒーだけ頂いた

それに、ここからバス停までは後30分と書いてあるし

あとちょっとだし

ここからは木が生い茂っている中を進んでいくのだが

ロープの位置が微妙で、え？こっち？どっち？みたいな場所があり

誰もおらず若干迷って不安になったが無事に下山しました

この時は