2泊目の山小屋
今回は2泊3日の富士登山ツアーなので、2泊目の山小屋まで下山します。
富士山のルートはだいたいが登りと下りで、道が分かれているので登山がしやすいです。
岩がゴロゴロある登りとは違い、比較的平らな下りですが
砂で滑りやすいので転倒しやすく
膝に物凄く負荷が掛かるので下山で膝を壊す人が多いと聞きます。
なので金剛杖もいいですが、登山ポールはあった方がいいです。
当たり前ですが、3776mの高さを登ったからには下らないといけないから
この、ひたすら下るっと言うのは思いのほか初心者には特に大変です。
景色はめちゃくちゃいいのが救いですが、初めての下山は本当にしんどかった。
とはいえ、今回僕は5合目まで一気に下るわけではなく
とりあえず今日は8合目の「白雲荘」までの下山なので良かった。
ところどころ、ツアーの後ろにくっついて下山するも
中々の年配ツアーでもかなりのスピードで下っていくので
ついていくのは難しく、いくつものツアーに抜かされながら
また違うツアーにくっついて下山していました。
白雲荘に行くには下山道の途中で登山道の方に行かなくてはいけないのだが
どこから行くのか道が分からず、近くのツアーガイドさんに教えて頂き
何とか無事に「白雲荘」に到着しました。
到着後はやはりすぐに寝床に案内され、荷物を置いた後すぐに夕食。
ここでも夕食はやはりカレーで何とハンバーグ付き。
わ~いっと喜んだのも束の間、ん?何だろう?疲れすぎだろうか?味覚がおかしくなったのか?
カレーもハンバーグも驚くほど美味しくはなかった
カレーが不味いって中々ないから、やはり味覚がおかしくなっていたのかもしれない。
食欲はあったので、これだけでは足りずに追加でフランクフルトを食べました。これは普通に美味しかった。
今回も寝床は木で出来た2段ベッドの上で端ではなく真ん中ぐらい
どこの山小屋も寝床は自分の幅分のスペースしかない
ここは1人用の寝袋タイプではなく、3人で1枚ぐらいの布団タイプで
隣との距離がかなり密接なため、すぐ横に知らない人の顔があるのは嫌なので
1人ずつ頭と足を逆にして横になってました。
幸い、足臭い人が隣ではなくてホッとしました。
だが布団タイプはやはり嫌だなって思った。
またいつか、富士山に登ることがあっても
僕は白雲層に泊まることは二度とないと思う。
そして1日目同様に山小屋で横になると頭が痛い。
山小屋では特にすることもないし、外は寒いので横になることぐらいしかないから
がまんして寝ました。