9合目の山小屋まで
富士宮ルートは富士登山の4つのルート中で一番距離が短いです。
なので人気ルートではありますが
距離が短い分、中々の急勾配なので初心者向きではないと僕は思います。
登りと下りも同じルートなので、人が多いとすれ違うも大変です。
そんなルートを今回登っているわけですが
夜間の登山を少なくする為に今回は9合目の山小屋まで一気に登ります。
新7合目から元祖7合目までの道のりも雲が多く景色はほとんど見えませんが
たまに視界がひらけ、上の方が見えたりもしていました。
そして気付けば既に標高3000mを超えていました。
元祖7合目の「山口山荘」に到着。標高は3010m。
少し休憩をし、8合目へ。ここからは更に足場の悪い岩場
元祖7合目から8合目までは約1時間。標高は3230m。
ここには夏季臨時診療所があって、登山中の体調不良時やケガな場合に利用可能です。
8合目に着いた時に雨が降り出したが、視界は少しあり周りの景色が少し見える。
パラパラっと降っていた雨はすぐに止み、いよいよ9合目へ
ここから更に急勾配になり、足元も悪いが白い鳥居を横目に進んでいく
途中、無数の小銭が刺さっている鳥居跡に着いた時に
急に雲が抜け、青空が広がった。
すぐに写真を撮った。そしてその後すぐにまた雲に覆われた。
その他にも謎の無数の穴に、謎の小石がたくさん入っていたり
何とも不思議なルート。
そんな不思議な景色を楽しみつついよいよ9合目まであと少しの看板が
そして、16時54分、 登山開始から約4時間半 、無事に9合目の「萬年雪山荘」に到着です。
ツアーならすぐに山小屋に案内されるとこだが、フリーソロ登山なので
ひとまず、山小屋の撮影をしてから山小屋の中へ
山小屋ではすぐに寝床に案内され、トイレの場所や説明を聞き
夕食の準備が出来次第スタッフに案内され夕食。
もちろんカレーです。カレー以外のメニューもありますが、基本の1泊食事付はカレーです。
そして、朝食はお弁当です。お弁当はだいたい夕食時に渡されます。
寝床は相変わらずの2段でお隣と密着です。
今回も2段の上で1人づつの寝袋タイプ。頭の上の方にフックがありリュックはそこに掛ける感じです。
2段の上は備え付けのはしごで上り下りするのだが
付いている場所が1つの為、寝る場所によっては
はしごまで行くのに寝ている人を踏まないようにして行かなくてはいけないので
僕は下の方がいいのだが、前回もずっと上の段でした。
夕食のカレーは普通でした。不味くはなかった。
そして今回も横になっていると軽く頭がズキズキとするので
外に行ったり、トイレに行ったりしていた。
晴れていたらもっとキレイな景色が見えるのだろうが、かろうじて「宝永山」が見えていた。
明日は夜中に出発なので頭はズキズキするが早めに就寝